二十四節気　小暑（しょうしょ）

こんにちは、風水鑑定師 あやりす です。

二十四節気とは

二十四節気　小暑

7/6~7/22 まで二十四節気の「小暑(しょうしょ)」

小暑は文字通り「小さな暑さ」を意味し、梅雨明け前後のまだ比較的穏やかな暑さを表しています。
しかし、実際にはこの時期から本格的に気温が上昇し始め、夏の暑さが増していきます。

小暑から大暑にかけて、立秋の前日（8月6日頃）までを「暑中（しょちゅう）」といい、暑中見舞いを出す期間になります。

七十二候

• 初候：温風至（あつかぜいたる）雲の間から注ぐ陽がだんだんと強くなる頃
• 次候：蓮始開（はすはじめてひらく）　蓮がゆっくりと蕾をほどき、花を咲かす頃
• 末候：鷹乃学習（たかすなわちわざをならう）　5、6月に孵化した雛が、巣立ちの準備をする頃

行事・風習

七夕（たなばた）

織姫と彦星が一年に一度天の川で会うことができるという伝説に基づく祭りです。笹竹に短冊を飾り、願い事を書いて祈ります。

祇園祭

祇園祭は日本三大祭りの一つで、八坂神社の祭礼として有名です。平安時代に疫病退散を祈願して始まったと言われています。この祭りは、毎年7月1日から7月31日までの1ヶ月間にわたって行われ、多くのイベントや行事が組み込まれています。

旬の食べ物

鱧（はも）

鱧の旬は、ちょうど 祇園祭 の時期と重なります。そのため、 祇園祭 の期間中に京都を訪れる人々にとって、鱧料理は欠かせない食べ物となっています。 鱧は細長い形状をしていることから、「長生きする」という意味合いがあるとされています。また、骨切り職人の包丁さばきは、厄除けの儀式と見立てられることもあります。

桃

夏を代表する果物の一つで、その甘い香りとジューシーな味わいが多くの人々に愛されています。特に小暑の時期に旬を迎え、最も美味しく楽しむことができます。また、桃は古来より 厄除け に効果があるとされています。

易経の十二消息卦：天山遯（てんざんとん）

※十二消息卦・・一年の陰陽の流れを十二個の卦のかたちで教えてくれるもの

7月の卦は「天山遯」です。
卦象は、上卦が天（乾）、下卦が山（艮）の卦です。

この卦は、退避や退却の意味を持ち、
状況が不利な時には無理をせずに退くことが重要であることを示唆しています。

7月は、夏の盛りであり、
自然の中での活動が最も活発になる時期です。

しかし、この「天山遯」の卦は、
表面的な活動の盛り上がりの中で、
内面的には慎重さや退避の姿勢が
求められることを示しています。

事を急がず、無理なことをせずに状況を
見極めることが重要であるとされます。

天山遯の時期の行動指針

• 慎重な判断を心がける
• 誰と付き合うかに注意を払う
• 退くことを恐れない

天山遯の時期は、慎重な行動と冷静な判断が求められる時期です。

無理をせず、状況を見極め、
小さな成果を積み重ねることで、
将来的な成功への道を築くことができるでしょう。

また、信頼できる人々との付き合いを大切にし、
内面的な成長を重視することも、
この時期の重要な行動指針となります。

次回は、大署！

日本の季節の変化、
その美しさを少しでも感じる
きっかけになると嬉しいです。

どうぞお楽しみに。
今日も読んでくださってありがとうございます。

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