二十四節気 小寒(しょうかん)

こんにちは、風水鑑定師 あやりす です。

二十四節気とは

二十四節気とは

1年を24の季節に分け、それぞれに美しい名前がつけられた二十四節気といいます。
日本には、春夏秋冬の季節があり、その時期に色々な顔を見せてくれます。
また、行事や旬のものなど変化に富んでいます。

風水とも深いつながりがあり、その一端をご紹介できれば嬉しいです。

二十四節気 小寒

1/6から2/3二十四節気の「小寒(しょうかん)」


「小寒」は、寒さがまだ小さいという意味ですが、寒さが極まる少し手前で、これから本格的な寒さを迎える時期です。
一年で最も寒い「大寒」に向かっていきます。

小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、小寒と大寒のおよそ30日間(1月6日頃から2月3日頃まで)は「寒」「寒中」「寒の内」と呼ばれる最も寒さの厳しい時期です。

この時期は、池や湖の氷が厚みを増し、鳥たちは南へと渡り始め、動物たちは冬眠に入ります。

行事・風習

七草粥


1月7日は「人日(じんじつ)」と呼ばれる節日で、この日は七草粥を食べる習慣があります。
七草粥は、春の七草(芹・薺・茼蒿・仏手菜・繁縷・菫・蓬・菜種)を刻んで、お粥に混ぜて食べるものです。
七草粥を食べることで、一年の無病息災を願います。

鏡開き

小寒の頃には、お正月に飾っていた鏡餅を下ろして、お雑煮やお汁粉にして食べます。これを「鏡開き」といいます。鏡開きには、一年の無病息災と五穀豊穣を願う意味があります

易経の十二消息卦:地沢臨(ちたくりん)

※十二消息卦・・一年の陰陽の流れを十二個の卦のかたちで教えてくれるもの

地沢臨は、自然界においては、冬から春へと移り変わる1月に当てはまります。
冬の寒さは厳しいものの、着々と陽気を内にため込んで、やがて来る春の訪れの準備を整えています。

易経の十二消息卦である地沢臨は、坤卦である地と兌卦である沢の組み合わせで成り立つ卦です。
地は柔順、沢は動きを表します。そのため、地沢臨は「柔順が動きに臨む」卦と解釈されます。

具体的には、以下のような意味を持ちます。

  • 物事が動き出す時期
  • 柔軟な対応が求められる時期
  • 変化が起こりやすい時期

地沢臨のキーワードは、「変化」「柔軟性」「チャンス」です。

人事においても、地沢臨は、新しいことに挑戦したり、変化を受け入れたりする時期に当てはまります。
柔軟な対応が求められ、変化をうまく活用することで、新たなチャンスをつかむことができるでしょう。
変化をチャンスと捉え、積極的に行動することで、良い結果を導き出すことができるでしょう。

また、地沢臨は、以下のような状況や人物を表すこともあります。

  • 柔軟で思いやりのある人
  • 変化を好む人
  • 新しいことに挑戦する人

地沢臨の象徴は「雷」(震(雷)の詮卦)です。
雷は、大地を揺るがすような力強さがあり、また、突然現れて去っていくような、変化の象徴でもあります。

次回は、大寒!

通常、年越し時には底冷えするような寒さがありますが、今年は日中にはコートなしでも過ごせる陽気ですね。

過ごしやすくはありますが、もう少しキュッと引き締まった寒さも恋しいものです。

日本の季節の変化、
その美しさを少しでも感じる
きっかけになると嬉しいです。

次回は、小寒(しょうかん)!

どうぞお楽しみに。
今日も読んでくださってありがとうございます。

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あやりす

人生とビジネスが整う風水鑑定師&飲食店専門の経営コンサル

【略歴】

IT大手でシステムエンジニアとして12年|行列ができるパン屋開業8年|卍易風水を響月ケシー師匠に学ぶ|心理学、NLP、コーチングを学び、プロコーチ歴12年|うさぎ好き、KAT-TUN好き、神戸大農学卒