二十四節気　立秋（りっしゅう）

こんにちは、風水鑑定師 あやりす です。

二十四節気とは

二十四節気　立秋

8月7日から8月22日頃まで二十四節気の「立秋（りっしゅう）」。

立秋は暦の上では秋の始まりを意味しますが、
実際にはまだ暑さが続く時期です。

この時期になると、暑中見舞いが残暑見舞いに切り替わります。

立秋は、夏の疲れが出やすい時期でもあり、体調管理が重要です。

七十二候

• 初候：涼風至（すずかぜいたる） 残暑は厳しいが、秋の涼しい風が吹き始める
• 次候：寒蝉鳴（ひぐらしなく）　ヒグラシが鳴き始める
• 末候：蒙霧升降（ふかききりまとう）　深い霧がもうもうと立ち込める

行事・風習

お盆

立秋の時期には、お盆が行われます。お盆は先祖の霊を家に迎え、供養する行事で、8月13日から16日まで行われます。盆入りの日には迎え火を焚き、盆明けの日には送り火を焚く風習があります。

五山送り火

京都市で8月16日に行われる伝統行事です。京都の山々で「大」「妙」「法」「船」「鳥居」の形をした大規模な送り火が焚かれます。これは先祖の霊を送り出すための行事で、多くの観光客が訪れます

旬の食べ物

かぼちゃ

かぼちゃは夏に収穫され、1ヶ月ほど寝かせることで糖化が進み、甘みが増します。ビタミンA、C、Eが豊富で、風邪予防や免疫力向上に役立ちます。油と一緒に調理することで、カロテンの吸収が良くなります。かぼちゃの煮物やサラダ、スープがオススメです。

梨

みずみずしく甘酸っぱい梨は、秋の代表的な果物。喉の渇きを潤し、疲労回復にも効果が期待できます。

易経の十二消息卦：天山遯（てんざんとん）

※十二消息卦・・一年の陰陽の流れを十二個の卦のかたちで教えてくれるもの

8月の卦は「天地否」です。
卦象は、上卦が天（乾）、下卦が地（坤）の卦です。

この卦は、物事がうまく進まない時期を示し、
上下の意思疎通がうまくいかず、
停滞や障害が生じることを意味します。

天地が交わらず、エネルギーの流れが途絶えている状態を表しています。

8月は、夏の終わりであり、
自然の活動が徐々に落ち着いてくる時期です。

しかし、この「天地否」の卦は、
表面的には活動が減少している中で、
内面的な調整や忍耐が求められることを示しています。

状況がうまく進まない時には、
無理に動くよりも、
チャンスを待ちつつ、
静かに過ごすことが重要です。

天地否の時期の行動指針

• 忍耐と待機を心がける: 物事が進まない時期には、焦らずに待つことが大切です。
• 無理をしない: 無理に進めようとすると、逆に問題が大きくなる可能性があります。
• 内面的な成長を重視する: 外部の状況が停滞している時こそ、自分自身の内面を見つめ直し、成長する機会と捉えましょう。
• 人間関係に注意を払う: 上下の意思疎通がうまくいかない時期なので、誤解や対立を避けるために、慎重にコミュニケーションを取ることが重要です

天地否の時期は、
静かに待ち、内面的な成長を重視することで、
将来的な成功への基盤を築くことができるでしょう。

焦らずに、状況が好転するのを待つ姿勢が求められます。

次回は、処暑！

日本の季節の変化、
その美しさを少しでも感じる
きっかけになると嬉しいです。

どうぞお楽しみに。
今日も読んでくださってありがとうございます。

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