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いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは、卍易風水師 あやです。
5月といえば葵祭、京都の4大祭の一つですね。
葵祭を調べていたら風水的にも興味深いことが分かりました。
葵祭は約1500年前に始まったとされる、京都市の賀茂御祖神社と賀茂別雷神社の例祭です。
GWに十二単に小忌衣をつけた斎王代が禊をする姿をニュースで見られた方もいらっしゃるかもしれません。
そして、5月15日には平安装束をまとった人々が練り歩く「路頭の儀」が開催されます。
祭の起源を見てみましょう。
祭の起源と沿革は、『賀茂旧記』によると、その祭祀の起源は太古御祭神・賀茂別雷大神が神山に御光臨される際、神託により葵を飾り、馬を走らせ、神迎えの祭りを行ったことに始まるとされています。今から約1500年前の欽明天皇(在位539~571)の頃に、国内は風雨がはげしく、五穀が実らなかったので、勅命により当時賀茂の大神の崇敬者であった、卜部伊吉若日子に占わせたところ賀茂大神の祟りであるとわかり、旧暦4月の中酉の日に祭礼を行い、馬には鈴をかけ、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競(かけくらべ)をしたところ、風雨はおさまり、五穀は豊かに実って国民も安泰になったといわれています。
葵祭「どんな祭?」|【京都市公式】京都観光Navi
上記の祭りの起源をものすごく端折ると、五穀豊穣を祈る祭りなんですね。
<祭の意図 : 五穀豊穣 >
1、賀茂別雷大神の怒りを鎮めたい
2、風雨(梅雨)をおさえて、日照時間を増やしたい
それぞれに風水的な仕掛けがあります。
風水の元になっている東洋哲学では5つのエネルギーがあって
それぞれが影響しあっていると考えています(陰陽五行説)。
変わり続けているからこそバランスし調和が保たれるという考え方です。
1、賀茂別雷大神の怒りを鎮めたい
賀茂別雷大神は雷の神様です。雷は木のエネルギーを持つ神様。これを抑えるためには、金のエネルギーが必要となります。そこでお祭りの開催日を金のエネルギーをもつ中酉の日に開催。そして、馬にも鈴(金属でできてますよね)をつけて音を鳴らした。
2、風雨をおさえて、日照時間を増やしたい
風は木のエネルギー、雨は水のエネルギーです。木のエネルギーを抑えるには金のエネルギー。水のエネルギーを抑えるには土のエネルギーが必要となります。
そこで行われたのが、”馬には鈴をかけ、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競(かけくらべ)をした”
それぞれの意味を見てみましょう。
馬は”火のエネルギー”特に”太陽”の象徴。
鈴は”金のエネルギー”の象徴。
人は”土のエネルギー”の象徴
猪は”水のエネルギー”の象徴、つまり梅雨のことを指します。
猪そのものではなく、猪頭を人がかぶってというところが味噌なんです。
猪頭のもつ水のエネルギーを、人が持つ土のエネルギーで内側から削ってやろうという魂胆なんです。
そして、猪頭をかぶった人と馬だとどっちが勝つと思いますか?
それはもちろん馬ですよね。
そうすることで、雨(猪頭)をおさえて太陽(馬)が出てくるという呪術的な意味合いを持たせてるんですね。
昨今では、時代背景的に馬と猪頭の駆競はなくなっていますが、非常に興味深い事例でございました。
貴重な時間を使って読んでくださりありがとうございます。
他にもたくさん日本の民族風習に
陰陽五行思想が溶け込んでるので
これからもご紹介していきますね
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