彼は何を思う？アルフォンス・ミュシャ展@八王子

世界中の愛あるみなさま、
本日もご覧くださりありがとうございます。
いかがお過ごしでしょうか？

こんにちは、卍易風水師あやです。

先日、八王子のミュシャの展覧会に足を運んできました。

フランスの画家、アルフォンス・ミュシャの作品は、
独特なジャポニスムとアール・ヌーヴォーの要素を持ち合わせ、
美しさと繊細さが魅力的です。

その展覧会で見た印象的な作品や、感じたことをシェアしたいと思います。

私とミュシャの作品との出会いは、
かれこれ20年前の学生時代に遡ります。

神戸市立美術館で
「こんなにも繊細で美しい絵があるのだろうか」と深く感銘を受け、
ポスターとしての構図や完成度、
現代でも色褪せずにおしゃれだったのも感嘆したのを覚えています。

今回の八王子展は、
作品はもちろんのこと違った切り口で
ミュシャの人生年表に沿った展示でした。

商業的に爆発的に人気があり、
わたしたちがよく目にするものだけでなく、
モチーフや習作、スラブ叙情詩の大作なども展示されていました。

ミュシャは1860年にチェコで生まれ、フランスに渡りました。
帝国主義で世界が揺れ、
バルカン半島にあるチェコは
国際政治危機に巻き込まれていました。

その様子に心を痛め、
スラブ人として独立を目指すようになります。

この思いからスラブ叙情詩を描くことに
人生の後半を捧げることになります。

この資金を得るためにアメリカに渡っています。

ミュシャの作品は知っていたけど、
そんな政治的な背景があるなんて知らなかった。

彼を立体的に捉えることで、新しい視点をもらえた展示会でした。

会期	2023年4月7日(金)～2023年6月4日(日)
会場	八王子市夢美術館　 Google Map
住所	東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F[公式アクセスMAP]
時間	10:00～19:00 （最終入場時間 18:30）
休館日	月曜日
観覧料	一般 800円学生（高校生以上）・65歳以上 400円中学生以下無料
TEL	042-621-6777
URL	https://www.yumebi.com/