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効率性で失われるものとは?自然と調和する怠け者の話

昨日はカフェスローでの映画Lazy Man(怠け者)の鑑賞。

タイ北部のチェンマイに近いカレン族の
持続可能(サスティナブル)の次の
再生可能(リジェネラブル)の循環農業がテーマ。

80hの森林を焼畑をしながら輪作しながら、

ゆっくりと70種類以上の作物と暮らしていく
アグロフォレストリー。

コーヒーは現金収入を得る一つの作物。
でも、収量を上げるよりは
質を上げて更に向上を目指している。

それはなぜって?

現金収入を増やすことが目的化して
伝統的農法や価値観が崩壊し
メタクソに食い物にされるから。

タイは直接植民地にはならなかったけど
ゴールデントライアングルと呼ばれるこの地域、
麻薬汚染などは熾烈を極めたとのこと。

この先祖の苦い苦い経験に学んでいるからだ。

さて、レイジーマンって
直訳すると怠け者なんだけど
言い伝えのレイジーマンは待つことを知ってる男。

人間主観の我で動かすんじゃなくて
自然の中の一つとして時が満ちるのを待つ。

むしろ、それは大安心の境地なのだ。

もっともっとの欲が駆り立てられるシステムの果てには何が待つのだろうか?
考えさせられる時間でした。

詳しくはラジオで。

  • この記事を書いた人

あやりす

人生とビジネスが整う風水鑑定師&飲食店専門の経営コンサル

【略歴】

IT大手でシステムエンジニアとして12年|行列ができるパン屋開業8年|卍易風水を響月ケシー師匠に学ぶ|心理学、NLP、コーチングを学び、プロコーチ歴12年|うさぎ好き、KUT-TUN好き、神戸大農学卒


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